料理のコースや、引き出物、お花のデザインも決まった!!いよいよ最終仕上げ!披露宴のスケジュールを立てよう!そう考えたときに……
「あれ、入場ってどれくらい時間がかかるんだろう」
「余興やスピーチって何分くらい時間を取っておけばいいの?」
こんな疑問に直面するのではないでしょうか。
当然です。
今まで列席したことがある方もこの披露宴どれくらいの時間配分で回ってるのかな、なんて考えないでしょうし、結婚式を何回も体験されるかたはそんなに多くはありません。
ただし式場側にはある程度、余興は何分、スピーチは何分、キャンドルサービスはこれだけのテーブル数だから何分……とある程度の時間配分が設定されています。それを組み合わせて2時間もしくは2時間半程の披露宴の進行スケジュールを埋めていくのです。
もちろん、式場側との進行スケジュールの打ち合わせの際には、プランナーさんや司会者さんが詳しい時間設定を教えてくださるでしょうし、うまくやりたいことを組み込んでくださいます。でも、
- 打ち合わせ前にある程度知って自分で組み立てておきたい!!
- 余興を頼んだ友人から持ち時間を聞かれて困った!
という方のために今回は徹底解説したいと思います!!あくまで私の10年の経験(笑)から割り出した時間配分になりますので、式場側との見解が違ったらごめんちゃいです。でもそんなに大きく違うことはないはず!
では早速始めてみましょう!
=Contents=
1.最初の入場~ウェルカムスピーチまで
2.キャンドルなどの演出入場を短縮する方法
3.スピーチや挨拶にかかる時間は職種によっては変わる?
4.余興は10分以内でお願いしよう!
5.各卓ショットでフォトプロップスが命取り?!あるのとないとで時間が全 然違う
6.新婦の手紙、記念品贈呈、謝辞への流れはあわせて20分!
7.歓談時間の重要性をご存知?
1.最初の入場~ウェルカムスピーチまで
最初の入場で5分、ウェルカムスピーチは3分ほどでOK。ウェルカムスピーチはご自身で考えられる部分だと思いますので、自身で時間を調整してくださいね。
最初の入場、いわゆる披露宴入場は演出は特に何もせずゆっくりみなさんのテーブルの間を歩くだけになりますのでそこまで時間はかかりません。とっても広い会場でない限りは5分もかからないことのほうが多いです。
ただし、オープニングムービーなどをご用意されている方は、その時間もプラスして考える必要があります!
2.キャンドルなどの演出入場を短縮する方法
お色直し入場時にキャンドルサービスなどの演出を行うことが多いと思いますが、キャンドルサービスで1卓だいたい30秒ほど、メインキャンドルも3分程で時間は大丈夫。だいたいざくっと10分くらい時間を取っていました。
ただし、その10分が惜しい!そんな方にオススメなのが、
一斉点火の演出!
キャンドルサービスなどに比べて、少しお値段は高くなってしまうと思いますが、新郎新婦が1テーブルずつ回るのではなく、スタッフがボタンを押すことによってすべてのテーブルのキャンドルに一斉に火が付くというもの!時間が削減できる以上のメリットとして、ゲストの反応がとってもいいです!
3.スピーチや挨拶にかかる時間は職種によっては変わる?
スピーチはだいたい5分程度、主賓は5分~10分以内、乾杯は5分以内くらいでかんがえてもらえるといいでしょう。ただし、ある職業の方にご挨拶をお願いされている方は、少し時間がオーバーすることを考えておかなければいいけません。それは……
「先生」と名の付く方々
先生と呼ばれる方々はお話しがとっても上手。なのでどんどん話が膨らんでまったく終わりません。特に、教師、校長先生にお願いされていらっしゃる方は元から時間を多めに設定しておきましょう。校長先生がお話しされると10分で終わる方の方が少ないです。長い時はその倍の20分ほどお話しされる場合も…!あとあと進行スケジュールを巻く必要がないように、しっかり時間をとっておくことが大切です。
4.余興は10分以内でお願いしよう!
余興は10分ほど時間を取りましょう。
大事なのは、余興をお願いする友人知人にも持ち時間が10分であるとしっかり伝えておくことです。
でないと、当日ふたを開けると時間オーバーしてても全く終わる感じがしない…なんてことになりかねません。過去には、持ってきたDVDが30分をこえる超大作だったこともありました。そうなってしまうと、披露宴の時間はなくなるし、せっかく用意してきてもらったものを全部できないとなると友人にも嫌な思いをさせてしまいます。また、10分を超える余興は、他のゲストが飽きてしまいます。披露宴がなんだか盛り下がってしまう場合も。
お互いが嫌な気持ちにならないためにも、事前にしっかり時間を伝えておくことが重要です。
5.各卓ショットでフォトプロップスが命取り?!あるのとないとで時間が全 然違う
だいたい各卓フォトの時間は最低でも1卓1分~できれば2分は欲しいところ。ですが20卓以上ある場合は、40分も時間をとると披露宴の時間がなくなってしまいますので、オススメしません。
時間が少ない!でもどうしても回りたい!という方は、ある程度時間がとられることを理解する必要があります。また、その場合はカメラの台数を制限するなど、工夫が必要になります。私が担当した披露宴では、新郎新婦用のカメラ1台と、そのテーブルの代表カメラ1台の2台で回っていました。(今はラインやエアドロップなどで簡単にシェアできますので、できるだけ撮るカメラの台数は少なくしましょう)
そして、式場スタッフ泣かせなのが(笑)
フォトプロップスー!!!!
本当、もうこれに何回泣かされたことか……(笑)各卓ショットにフォトプロップスを使用たいと考えている方は、+10分考えておいてください。ただし、その時間を少しでも短縮する裏技があります。それは、フォトプロップスの数を多く作っておくこと!!できれば3テーブル分の人数くらいの本数を作ってくださっていれば、次のテーブル次のテーブルへと先に配っておくことができますので、時間を短縮ることが可能になるのです。
でもやっぱり、個人的にはフォトプロップスは各卓ショットに使わない方をオススメします(笑)
6.新婦の手紙、記念品贈呈、謝辞への流れはあわせて20分!
いよいよ披露宴もクライマックス!ここからおひらきまでの時間は約20分とっておけばいいのはないでしょうか。私はずっと20分でやってました。もちろんオーバーすることもありますけどね。
新婦様の手紙は2~3枚がベストです。それ以上だと間延びしてしまいますので注意!
手紙についてはこの記事も是非参考にしてくださいね。

新郎謝辞、両家代表謝辞もそれぞれ5分くらいを予定しておきましょう。
7.歓談時間の重要性をご存知?
歓談の時間の重要性は、こちらの記事にも書きましたのでぜひご覧ください

歓談時間は削れる時間ではありません。前半10分後半10分くらい入れられるとベストです。歓談をとらないと、料理を召し上がっていただく時間が取れなくなってしまうからです。そうなると、どのみち無理やり歓談時間を取らないといけなくなってしまい、その結果、他の進行時間が少し短くなったり、最悪時間が押して披露宴が予定時刻より遅くなってしまったりします。
時間押しは全然気にしないよ!むしろ長く披露宴ができてラッキーと考える方もいらっしゃいます。でも披露宴が押すと、
・もともと予定していた時間に終わらないので、途中で帰ってしまう人が出てくる
・遠方から来たゲストが新幹線や飛行機の時間に間に合わなくなる
・二次会の時間に間に合わなくなる
など、多くの問題が発生します。なのでしっかり歓談時間をとって時間通りに披露宴を終えることはとっても大切なことなのです!!
披露宴の時間、なんとなくはわかっていただけたでしょうか?準備を進めるにつれ、やりたいことがたくさんでてきて迷いますよね。うまく進行スケジュールを組んで、素敵な披露宴にしてくださいね。