結婚準備って思っていたより大変ですよね。
一人で決めるならまだしも、相手がいることなので、なかなか意見がまとまらずに前に進まずイライラ。
お互いの意見がぶつかりあって喧嘩になってしまうなんて、結婚式準備あるあるなんです。
打ち合わせ中に泣いて飛び出していく新婦さまや、イラついてタバコから帰ってこない新郎様、プランナーを挟んで喧嘩をするおふたり…様々なカップルを見てきました。
当日素敵な一日を迎えるために、喧嘩をしながらも乗り越えていくものなのかもしれません。
そうはいっても、結婚というふたりの人生において大切なイベントの準備ですもの、後から思い出して良い思い出になるように、準備も仲良く進めていきたいはず。
無事、結婚式当日を迎えられればいいですが、当日を迎えるまでに残念ながら破談してしまったおふたりもごく少数ですがいらっしゃいました。
そこで今日は結婚式準備をする上で、カップルが喧嘩になりやすい原因と、揉めないコツを紹介。
いやいや、うちは大丈夫なんて思ってらっしゃるそこのあなた!!
結婚式を迎える前に離婚、破断なんて恐ろしいことにならないように今からしっかり押さえておいてくださいねっ!
1.新郎が何もしてくれない

<喧嘩の原因>新郎が結婚式に興味がない
結婚式場が決まってからというもの、彼は打ち合わせにも来てくれない。
何を聞いても「お前に任せる」ばっかり。
座席も、演出も引き出物も、2次会のことだって全部私に任せっきり。
問い詰めたって、
なんて言いかねません。
といったケース。これ、本当にあるあるです。
女性は一緒に決めたいんです。なによりふたりの結婚式ですからね。
相手の意見も確認して、安心して準備を進めていきたい。
それに女性はプロセスをとっても大切にするので、一緒に考えた時間や悩んだ時間がとっても重要なんです。
でも男性側の言い分としても、結婚式挙げようって言い出したのは彼女の方だし、とか
どうせ言っても俺の意見は通らないじゃんとか、色々言い分はあるんです。
<対策>不満をため込まず、可愛く頼んでみよう!
対策としては、まずしっかりコミュニケーションを取ること。
そして、新郎の意見も聞きつつ、一緒に準備してもらうよう可愛くお願いしてみましょう。
「ここの席順ってどう思う?」「引き出物こっちとこっちで迷ってるんだけど、どっちがいいかな?」など、最終の決定を男性に任せることで、彼のやる気アップも図れるかも!
それに、男の人ってお願いされたり、頼りにされたりするとなかなか断れない生き物。
可愛くお願いして、一緒に準備をしてもらいましょう!
2.相手の親が出しゃばってくる

<喧嘩の原因>相手の親がちょいちょい出てくる
打ち合わせに同席したり、相手の親が趣味でやっている絵画や飾り物を結婚式で飾るように言われたり…
席順や、進行の内容、衣装まで親が口出してくるというのも決して都市伝説や漫画の中の話ではなく、本当にある話です。
ましてや今後家族になる相手の親。まだまだ緊張もするし、はっきり言うこともできません。
結婚式の話にあまり入ってこないでくださいなんて言えるわけもなく、ストレスばっかりが溜まっていく…
相手ではなく相手の親との関係が原因で、喧嘩になってしまうケース。これも本当によくある話です。
例えば、せっかくテーマを決めて受付や会場をコーディネートしていたのに、新郎の母親が趣味でしている全くテーマにそぐわないフラワーアレンジを無理やり飾らさせられて、言いたいのに言えなくて泣きそうになっている新婦さまもいらっしゃいました。
なかなかこういうのって嫌とは言えない。というより嫌なことを新郎さまがわかってほしい!結婚式を挙げるのは、お母さんじゃなく私なのに!というパターン。
<対策>間に入れるのは新郎さましかいない!
よくあるのは、新郎さまのお母さま(もしくはお父さま)が出てきて、新婦さまが言えず、新郎さまも何も言ってくれない⇒不満が溜まる⇒喧嘩に発展するケース。
ここで間に入れるのは新郎さましかいませんので、新郎さまから言ってもらうしかありません。ただ、新郎さまの言い方ひとつで、嫌な言い方で伝わってしまうと今後の関係に響いてしまいますので、そこもしっかり新郎さまに配慮して言ってもらう必要があります。
また、親の意見も聞き入れられる範囲であれば、とりあえず聞き入れてしまうのもひとつ。どうしても譲れない部分は後悔しないためにもしっかり断るべきですが、全て断ってしまうこともできないと思いますので、受け入れられる範囲のところは聞き入れることで、相手との良好な関係を保つこともできます。
3.相手の今まで知らなかった性格が見えた

<喧嘩の原因>今まで気づかなかった一面が見える、それが結婚式
結婚式って、本性が見えるんです。これ本当。
大きなお金が動いてますし、とっても大きな人生のイベント。失敗はできません。
また、自分が主役になれるイベントです。
話はそれますが、人間って3回自分が主役になれる瞬間があるって知ってますか?
ひとつは生まれた時。自分は泣いて、周囲が笑っている誕生の日。
もうひとつは死んだ時。自分は笑って、周りが泣いてくれるような人生を送りたいものですね。
そして最後はもうわかりますね。結婚式です。自分も周りも笑って迎える晴れの日。生まれた時と死んだ時は自分の記憶はありませんので、結婚式が唯一、記憶に残る自分が主役の一大イベントなわけです。
だからこそ、結婚式にかける重いが強すぎて自分の今まで隠していた性格が表に出てしまい、相手に衝撃を与えてしまう可能性も。
その昔、衣装合わせで新郎さまが「お母さんに聞かないとタキシードが決められない」と言ったことから破談になったこともありました。新婦さまは今まで付き合ってきて、マザコンな一面を見たことがなく、これには大きなショックを受けたようです。
私自身も、何度も今まで友人や、同じ職場のメンバーの結婚式を担当しましたが、普段と違う一面を見てびっくりすることや、ちょっと衝撃を受けることもありました。
<対策>新たに見えた一面を夫婦として受け入れる
許せるなら、新たな一面を知れたということでヨシとしましょう。また、コミュニケーションを取ることで解決できる場合は、是非話合って解決を。
結婚式の準備って結婚生活を始めるための第一歩だと思うんです。まさにプレ花嫁。プレ夫婦の期間。
お互いに今まで別の道を歩いていたふたりが、一緒になるんだから合わない部分や相手に隠していた部分があってもおかしくありません。大事なのは受け入れること。相手を理解しようとすることだと思います。
でもどうしても許せない場合は…?その時はまだ結婚する前でよかったと思って決断を下すこともアリ…かもしれません。そうならないことを祈りますが。