「スピーチを頼まれたけど、使っちゃいけない言葉ってどんなのだろう?」
「私のスピーチ、縁起が悪い言葉が入ってないか心配!」
「知らない間に失礼なことを言ってしまっていたらどうしよう!」
結婚式で使っては行けない言葉を忌み言葉といいます。普段何気なく使っている言葉でも、結婚式の場になると途端に縁起の悪い言葉になってしまうこともあるんです!
でも大丈夫!この記事では結婚式のスピーチや会話の中で、ついつい使ってしまいそうな忌み言葉を紹介!
ここを読めばあなたも安心してスピーチに立てるはず!
*こんな方に向けて書いています*
・スピーチを頼まれた方
・結婚式に列席予定の方
・結婚式場で働くスタッフ
・忌み言葉に興味がある方
=Contents=
1.そもそも忌み言葉って何?
2.結婚式のスピーチで注意したい忌み言葉
3.言葉じゃなくても気を付けよう!結婚式で気をつけたいこと
1.そもそも忌み言葉とはどんな言葉なのか?

忌み言葉(いみことば)とは、忌みはばかって使用を避ける語。
前述の言葉のとおり、その場で忌み嫌われる言葉のこと。
なにも忌み言葉は結婚式だけのものではありません。
受験の時とか、落ちるって言葉に敏感になりますよね。あれも忌み言葉のひとつ。
お葬式の時や、信仰の上でも忌み言葉というものは存在します。
なかでも結婚式は縁起をとっても重要視しますので、縁起が悪い言葉や、離婚や再婚、死別を想像させる言葉をとても嫌う傾向があります。
結婚式を進行する司会者はもちろん、従事するスタッフも忌み言葉を避けて仕事しています。
普段はなんとなく使っている言葉も、忌み言葉になってしまうものはたくさん!きちんとした大人のマナーとして、結婚式の場では注意が必要です。
2.結婚式のスピーチで注意したい忌み言葉

では結婚式で発する言葉で注意したい忌み言葉を紹介していきます。
代表的なものは、以下のもの。
切る・去る・別れる・破れる・割れる・冷める・捨てる ほどける・裂ける・降りる・消える・飽きる・帰る・戻る 度々・重ね重ね・繰り返し・再び・度々・また・終わり おしまい・終了
「切る」や、「別れる」は皆さんもよくご存知ですよね。「帰る」や「戻る」も、嫁が出戻ってしまうことを連想させるため、忌み言葉になります。結婚式は何回もあるなんて縁起が悪いので「度々」や「重ね重ね」など、言葉を重ねることも嫌われます。
どうしてもスピーチの中で忌み言葉を使いそうになったら、違う言葉で言い換えましょう!!
披露宴が終わるときには…「おひらき」といいますし、
風船を割る演出では…「ひらく」とか、「スパークする」なんて英語でごまかしたり。
また、死や病気を連想させる言葉も忌み言葉ですので注意です!
式場によっては4月(しがつ)を「死」を連想するという観点で、「よんがつ」と敢えて呼ぶところも。そこまでしなくていいんじゃないかなぁ~と個人的には思うんですけどね。やっぱり聞いてて逆に違和感があるので。余計気になる。
いやいや、結婚式でそんな縁起でもない言葉使わないよ〜なんて思ってる人も、言葉単体だと気をつけることができても、会話の中ではうっかり使ってしまうことがあるので注意したいところ。
「トイレどこですか?」
「あ、そちら曲がっていただいて、つきあたりに…」
夫婦が突き当っちゃったら、大変なのでこれも忌み言葉。スタッフが使いがちですよね。注意したいところ。
難しいですよねぇ、日本って。
3.言葉じゃなくても気を付けよう!結婚式で気をつけたいこと
何も気を付けないといけないのは言葉だけではありません。服装だって気を付けたい。
服装のルールは以前紹介しました。

つま先がでるタイプの靴は「妻が先に出る」を連想させるため、NGとか。アニマル柄は死を連想させるとかね。言葉同様に服装にも色々とルールがあるのです。
難しいですよねぇ、日本って。(2回目)