結婚式ってお金がかかります。親族だけではなく、友人や職場の方も呼んで、お色直しもして、いろいろ用意してたらあっという間に見積もりはどんどん膨らんで…たった一日、いや数時間のために300万も400万も使うくらいなら、新婚旅行や新居にお金を使いたい!という方も多いのでは?でも、もし結婚式を迷っているなら、絶対したほうがいいと思います。なぜしたほうがいいのか。それはみんなに見守られて結婚というスタートをきることに大きな意味があるから。そして、親に感謝の言葉をきちんと伝えることのできるまたとない機会だから。そんなこと言われなくてもわかってるよ、というそこのあなた。是非読んでみてください。
<こんな方のために書きます>
・結婚式をしようかどうか迷ってるあなたへ
・結婚式に意味を見出せないあなたへ
=目次=
- 結婚式ってどういうもの
- みんなの前で結婚を宣言する意味
- 親にきちんと感謝が伝えられる機会
結婚式をする意味
なぜ、人は結婚式をするのでしょうか。結婚式というのは、結婚の約束をしたふたりが結婚の誓いをたてる儀式のことをさします。挙式だけをあげられるおふたりもいらっしゃいますが、一番メジャーなのは結婚式と披露宴をセットにしているパターン。一生に一度、たった一日の特別な日ですが、何百万円と費用がかかることも確か。そのせいか、年々結婚式を挙げるカップルは減少傾向にあります。約4割ほどの方が入籍はしても結婚式を挙げずに、結婚生活をスタートすることを選択しているのです。なぜ結婚式をしないのかという理由で挙げられるのは、費用面での不安や、年齢、妊娠などの理由、親からの反対や、恥ずかしいから、挙げたくないからといったことが並びます。ただ、結婚式を挙げて後悔している人よりも、挙げずに後悔している人が多いのも事実。なので本日は、私が考える結婚式を挙げてほしい理由を今日はふたつ紹介します!!
みんなの前で結婚を宣言する意味
結婚式をする理由としてまず挙げるのはこれ。みんなの前でというのがポイントです。なぜみんなの前が重要なのか。それは、結婚生活を続ける中で上手くいかないことももちろんあると思いますが、もしカッとなって離婚を考えた時も、結婚式を思い出すと踏みとどまることができるから。みんなにお祝いしてもらった、幸せを祈ってもらった、そう考えるともう一度冷静になってお互い向き合うことができるのです。(※離婚を否定しているわけではもちろんありません。我慢して続けるくらいなら離婚するのも一つの方法。ここではあくまで結婚式を挙げた効果の一つとして書いています。)
また、結婚式で愛を誓い合ったあの日、ふたりは間違いなく愛し合っていたはず。結婚式を思い出すことによってその時の気持ちを蘇させることができる…かも。
親にきちんと感謝が伝えられる機会
結婚式を挙げる一番の目的はこれじゃないかと思っています。日頃から親に対して有り難いなと思っていても、なかなかきちんと伝えられないですよね。恥ずかしさもあるし、改まって伝える機会なんて早々ありません。結婚という、子育てのある意味区切りともいえるこの機会に素直に伝えるのはとっても素敵なこと。結婚式の中では、小さいころからの思い出を振り返る機会もあり、お父さんやお母さんにとっても今日までの様々な思い出があふれ、新郎新婦からの感謝の言葉には感極まります。
私も今までたくさん結婚式を見てきましたが、その中に新婦のお父様が末期がんに侵されて、余命がわずかだという方がいらっしゃいました。なんとか結婚式にご列席頂いて、新婦様からのお手紙を聞いたお父様が泣き崩れながらもとっても素敵な笑顔だったこと忘れられません。その後、数か月してお父様が亡くなられたそうですが、新婦様は後日、感謝を直接伝えられなかったら絶対に後悔していた、結婚式ができてよかったとおっしゃられていました。結婚式を挙げることは、親孝行なんだなと強く思います。