「結婚式に一度列席で招待状を返信したが、急遽欠席しなければいけなくなった」
「起きたら体調が悪い!!結婚式に行けなくなった!」
楽しみにしていた結婚式。急に避けれない予定や体調面などの問題で、どうしても結婚式を欠席しないといけなくなった場合、あなたならどうしますか?
招待状をもらった時点の欠席であれば、招待状を欠席で返信し、一言お詫びの言葉をメールや電話、もしくは直接伝えれば大丈夫ですが、
一度出席で返信した結婚式を欠席しなくてはいけない場合、きちんと対応することが求められます。
なぜなら、一度出席で返信したということは、新郎新婦はあなたのための料理や引き出物を用意しているということ。
もちろんそれだけではなく、テーブルの配置や、席順表や席札、エンディングムービーの列席者の名前など、個人の名前が載っているものも、全てやり直さなくてはいけません。
私が結婚式を担当したなかには、当日なんの連絡もせず欠席される方も、数は少ないですがいらっしゃいました。もちろん、言うまでもなく大変失礼な行為です。新郎新婦様もとっても残念な表情をされますし、他の列席している友人からも失礼だという冷たい目。今後の付き合いを考えるという方もいらっしゃいます。
そうならないためにも、欠席する場合はきちんとマナーを守って行動しましょう。
なるべく欠席は避けたいところではありますが、のっぴきならない理由でやむなく欠席する場合もあるでしょう。
その場合に、
- どの時点で欠席を申し出ておくと迷惑がかからないのか、
- もし当日キャンセルしたい場合はどういう行動を起こせばいいのか
- 欠席した場合のご祝儀はいくら払うのが良いのか
まるまるっと解説したいと思います!!!!
=Contents=
1.欠席の連絡は何日前までにすれば迷惑がかからない?
2.当日欠席する場合の取るべき行動
3.結婚式を欠席した場合のご祝儀は?
4.欠席がどうかまだわからない場合はどうするべき?
1.欠席の連絡は何日前までにすれば迷惑がかからない?
「早ければ早い方がいい。」
欠席することがわかったらすぐに連絡しましょう。
なぜ早い方がいいのかというと、
あなたの分の料理や引き出物、席順表や席札なども含めキャンセルできる期限があるからです。
その期限は結婚式場によって設定が違いますが
10日前~2週間前ぐらいが主流。なかには1か月前からかかる式場も。
もし、キャンセル期限を過ぎてしまっていたとしても、他の人を誘ってあなたの分の欠席分を埋めようと考える新郎新婦さまもいます。他の方をあたるのにも日程の余裕があるほうがいいにきまっていますので、連絡はすぐにしましょう。
その場合は、直接謝罪するか電話での謝罪をすることが大切です。
2.当日欠席する場合の取るべき行動
これは一番避けたいことではありますが、病気になってしまったり、急な仕事が入ったり、もしくは遠方からで交通機関が止まってしまう場合などがあり、当日欠席はめずらしいことではありません。欠席することになってしまった場合、そのあとのきちんとした行動が求められます。
※少なくとも連絡をしないなんて選択肢を選ばないようにしてください。今後の交友関係にひびが入ります!!ほんとに!
まず、新郎新婦に電話で連絡をしましょう。ただし、当日の新郎新婦はとっても忙しいですし、早い時間に式場入りしている場合、繋がらないことも想定されます。新郎新婦に電話が繋がらなければ、列席する式場に直接連絡をいれましょう。
当日はあなたが列席するはずだった式以外にも、他の方の式も入っている場合があるので、両家名、挙式時間等も併せて伝えましょう。
3.結婚式を欠席した場合のご祝儀は?
欠席した場合、いくらぐらいの金額をお渡しするのがいいのでしょうか。
欠席が当日であったり、直前(1か月)を切っている場合は、
全額そのままお渡しするのがよいでしょう。
お祝儀はお祝いの気持ちがはいっていることはもちろん、当日おもてなしされるお料理やドリンク、引き出物の金額も含まれています。キャンセルができなかった場合も考え、そのままの金額でお渡しするのがベター。
一か月以上前に欠席を伝えている場合は、お気持ちの問題もありますが3分の2、もしくは2分の1くらいでキリのいい数字でお渡ししましょう。
4.欠席がどうかまだわからない場合はどうするべき?
では、仕事の予定がわからずもしかして欠席になってしまうかもしれないけれど行けるなら行きたい!!…そんな方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、正直にそのまま伝えましょう。
新郎新婦に相談すれば、実際にキャンセル代金がかかる日にちを教えてもらうこともできますし、もし本当にギリギリまでわからない場合は一旦キャンセルし、あとから追加する方法もなくは…ないです(笑)式場的には嫌かもですが。引き出物も間に合わないかもしれないけど。まあそこは、新郎新婦と担当プランナーで相談してもらいましょう。
結婚式の欠席は、飲み会や遊びの欠席とは違います。お金がかかっていることはもちろん、新郎新婦の顔に泥を塗ることにも繋がります。もし、あなたが欠席しないといけなくなってしまった場合、きちんとした対応を心がけましょう。