結婚式をするにあたり、親族紹介式をするべきか、しないべきか。
もし迷っている新郎新婦さまがいらっしゃるなら、私は声を大に(特大に)して言いたい。
なぜした方がいいのか。それは3つのメリットがあるからです。
そしてするなら、失敗しないためにポイントを抑えたほうがいいです。
とか言っちゃう新郎様!!
あるよ!大あり!
そして実は、みんな失敗するところは一緒です。
そこで今日は親族紹介式って一体なに?というところから、
親族紹介式のオススメなやり方や、失敗を防ぐポイントもしっかりお伝えしていきます。
とりあえずこれさえ読めば、とりあえず親族紹介式についてはまるっとポイントが抑えられる記事にしましたので、是非ご覧ください。
もし今、親族紹介式か~必要かな~どうしようかな~なんて思ってる新郎新婦さまがいたらさくっと読んでみてほしいな。
気になる部分だけ読みたい人は目次からぴゅーんと飛んでくださいっ
=Contents=
1.親族紹介式って?
- 親族紹介式のやり方で1番オススメなのは代表型
- お父さんお母さんが口下手なら自己紹介型がいいかも
- スタッフから紹介は式場から断られる可能性大
- 親族紹介式の場は2度とない絶好の場所、自分の為にも必ずすべし
- 親族も大切なゲストであることをお忘れなく
1.親族紹介式って?

親族紹介式というのはその名の通り、親族を紹介するある一種のセレモニーのようなものです。
結婚式には両家ともに親族の方々が列席されます。そこで両家の親族と新郎新婦さまで一つの部屋に集まり、顔合わせをするというもの。
親御様同士はおそらく結婚式の前に顔は合わされていると思いますが、親御様やご兄弟以外の親族様に会うのは結婚式が初めてという方も多いはず。そこで、親族紹介式を行い、はじめましてのご挨拶とこれからよろしくお願いしますという意味も込めて行うセレモニーなのです。
多くの式場では、結婚式(挙式)前に、親族や新郎新婦様もお仕度が出来上がった状態で親族控室(がない式場もあります)で行われます。
親族控室はおそらく両家で一部屋ずつ用意されていると思いますが、どちらかに移動するもしくは別に部屋が設けられている場合も。
また、親族様だけの会食形式での結婚式&披露宴では、披露宴のなかで親族紹介の時間を取られる新郎新婦さまも多いです。
親族紹介式のスタートと締めくくりに関しては式場スタッフが仕切ってくれますのでご安心ください。
2.親族紹介式のオススメのやり方

親族紹介式にはやり方がいくつかあります。それぞれにメリットデメリットがありますが、ご両家に合った方法で行ってください!
親族紹介式のやり方で1番オススメなのは代表型
代表型というのは新郎側で一人、新婦側で一人、代表の人を立て、その人から親族を紹介してもらう形です。
多くは代表者は両家のお父様。お父様がご健在ではないご家族は、お母様やご兄弟がされることもあります。過去、お父様が口下手で極度の緊張しいなのでお母様がされているご両家もありました。絶対お父様がしないといけないとか、両家で代表者は揃えなくてはいけないという決まりはありません。
代表者:「新郎の叔父にあたります○○です」
(叔父さま一歩前に出てお辞儀)という感じの流れ。
基本的には代表者以外は喋らず、喋っても一言くらいです。形もきれいなので個人的にはこの代表型が一番オススメです。
新郎新婦様からの紹介というのもひとつやり方としてはありますが、新郎新婦様は当日バタバタしていて大変なのであまりオススメしません。
お父さんお母さんが口下手なら自己紹介型がいいかも
親族の数が多い場合や、お父様お母様に代表型で紹介してもらうのは少し負担かもしれない…という方には自己紹介型がオススメです。
自己紹介型とはその名の通り、並んだ順に自分で名乗ってもらうやり方です。
ここで気を付けたいのは、新郎もしくは新婦からみて自分は何にあたるのかということを言ってもらわなければいけませんので、しっかり説明する必要があります。
そしてたまにおしゃべりが大好きな親戚のおばちゃんが思い出話なんかを喋りだしちゃって時間が意外とかかってしまったりするので、時間が読めない難点があります(笑)
スタッフから紹介は式場から断られる可能性大
たまにお客様から、肩書を渡すのでスタッフさんから紹介していただけませんか?とご依頼いただくこともあったのですが、私が勤めていた式場ではすべてお断りさせていただいておりました。
というのも、親族さまのお顔わからないですし、お名前間違えるの怖いですしね(ホンネ)
おそらくどこの式場もなるべく断る方向に持っていかれてるんじゃないのかな~と思います。(ただの予想です)
またスタッフがそこまで介入するより、親族のみなさまで作り上げる空気感によっていい雰囲気になりますよ!
3.親族紹介式を絶対にするべき2つのメリット

親族紹介式の場は2度とない絶好の場所、自分の為にも必ずすべし
もうタイトル通りにはなるんですが、この両家の親族が揃う機会ってもう二度とないんですよね。もし仮にどちらかの御親族が結婚されたりしたとしても、もしくはお亡くなりになられたりしたとしても、親御様以外の親族が両家ともに揃うことはないんです。
でも逆に新郎新婦様は、今後相手側の親族さまとも親族になるわけです。これからお正月や結婚式、お葬式等で関わる場面も多いでしょう。
自分や自分の親族を相手側に知ってもらうにはまたとない絶好の場です。この機会を逃さず、知ってもらうための手段として是非利用しましょう!
結婚式に呼んだだけでは、おそらくご両家ともに軽い挨拶程度で終わるはず。もしかしたら相手側のどの親族にあたるのかすら、わからないまま結婚式が終わるなんてことも。
親族様も絶対に相手側の親族のこと、知らないより知りたいと思っていらっしゃるはず。
相手側のおばあさま優しそうだな、こんなご兄弟がいらっしゃるんだ。話に聞いていた親御様はこんな雰囲気の方なのか。同じ年くらいの従妹がいるんだな。とか、正直なんてことない情報だとしても、その雰囲気や様子を感じ取るだけで、親族さまも可愛がっていた新郎様もしくは新婦さまが結婚されることに安心感を持たれるはずです。
結婚式ってふたつの家族がひとつになるための大切な行事です。
是非そのまたとない機会を大切にしてください。
親族も大切なゲストであることをお忘れなく
結婚式ってどうしても、久しぶりに会う友人や、気配りをしないといけない会社関係の方に目が行きがち。
親御様や兄弟には感謝の想いを伝えたい!と強く思っている方でも、親御様や兄弟、祖父母以外の親族様へのおもてなしが後回しになってしまう方を多く見かけます。
親族様もなかなか友人を押しのけて写真を撮ったりするのは気が引けるものです。だからこそ、親族様と触れあえる時間を友人や他のゲストがいない時間に取ることは、非常に重要です。せっかく来てくれた大切なゲストです。お話する時間をしっかり設けましょう。
4.親族紹介式で失敗するポイント2つ

みんな知らないから失敗する
親族紹介がずばり失敗するのは、時間になっても親族様が揃っていない!という事態。
たとえ結婚式場には到着していても、着替えが終わっていない、クロークに行ってる等全然揃わずなかなか始められない!時間もなくなってバタバタ!!
これが結構よくあるパターン。
なぜこんなことになるのかというと、親族様(ひどい時には親御様も)が親族紹介式があることを知らない!何時までに集まればいいのかわかっていない。そもそも親族紹介式があることを知らない方も多いです。
なので失敗しないためには、きちんと親族紹介式があることを伝える、何時までに支度を終わらせて式場にいてほしいことをきちんと伝えておくことが重要です!
新郎新婦様の事前準備ができていないと失敗する
なにも親族様の準備が遅いばかりが失敗の原因ではありません。
新郎新婦様の支度も遅く仕上がると、その分親族紹介式へ時間があまりとれなくなってしまう場合も。
新郎新婦様の支度が送れる原因として挙げられるのが、
- 来館時間に遅刻をした
- 受付の人へお車代やお礼を渡すのに時間がかかった
- 新婦の親への手紙が書けてないなど準備が終わっていない
というところが挙げられます。
式の準備は大変ですが、しっかり準備して当日の支度に影響がないようにすることが重要です。
ちなみに花嫁の手紙について詳しく書いた記事もありますので是非ご覧ください。
代表型なら必ず言っておくことを忘れずに!
自己紹介型なら、特に前もって自己紹介するからね!とは言ってなくても、自分のことを紹介するだけなので、そこまで心配することはありませんが、
代表型で親族紹介式を行うのに代表者であるお父様に何も言ってない!ということ、よくあります。
基本的には親族紹介式が始まる前に、スタッフより直接代表者様にお話はするのですが、「え、そうなんですか?」とびっくりされるお父様、よく見かけました。
親族の間柄や、順番等、代表者さまも考える時間も欲しいと思いますし、失敗するわけにはない!と思われるはず。必ず代表型で親族紹介式をする場合は、代表者様にきちんと伝えておくことが大切です。
今回は親族紹介式について紹介をさせていただきました!
意外とあまり重要視されていない親族紹介式ですが、やってみるととってもいい時間なのでオススメです。是非、ご自身の結婚式にも取り入れてみてください。
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